秘密メモ

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2006/06/25(

ねこぢるに萌え系とか全然似合わないNYA!

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ねこぢるさんてどんな人

「自殺されちゃった僕」 と 「ねこぢるまんじゅう」を買いました。

(死にたいと思ってはいません…
 どうか変な人だと思わないで… … …)

自殺されちゃった僕ねこぢるまんじゅう



「自殺されちゃった僕」には、

著者の吉永嘉明さんから見てねこぢるさんが

どんな人だったのかが書いてあります。

 (「3章-ねこぢるの思い出」P45〜90)







ねこぢる(橋口千代美) 1967年生まれ

どこかの美容専門学校を卒業、

埼玉県鳩ヶ谷市東鳩ヶ谷団地で育ち、

1998年5月10日 3:18ごろ首吊り自殺により亡くなりました。

享年31歳。



デビューまで

専門学校を卒業してすぐ(18・19歳のころ)

ねこぢるさんは雑誌『ガロ』を見て山野一さん(夫)を知り感激したことにより

山野さんと一緒に暮らすようになった。

山野さんの家まで押しかけてそのまま上がり込んでしまった。

そのうち 「山野さんの漫画を手伝いたい」

と言い出し、『ガロ』に共同で「ねこぢるうどん」を書き始めた。

これがデビューのきっかけだった。



ねこぢるさんの生命力

ねこぢるさんは私から言うと普通ではなかった…。

ねこぢるさんは生命力そのものが乏しく

食欲もほとんどなく、肉も魚も食べられない。

ひきこもりがちで部屋の中でFFをやりつづけていた。

自殺未遂をしたことも何度もあり、

よく「死は恐くない」と何度も言い、精神科でも 鬱病 と診断されていた。

(ただし「友達が死ぬのは嫌」)

よく漫画の中でにゃーこが「ぶえー、まじーや!」といって

食ったものを吐き出すというシーンがあるのですが

ねこぢるさん自身にも実際、友達にアボカドを勧められて

食べてみたが「ウゲーーーッ!!」っと勢いよく噴射したらしい…。



ねこぢるの楽しみ

90年代前半、ねこぢるさんもそんなに忙しくない頃は

吉永さん(著者)・山野さん(夫)と一緒にテクノのCDをかけ

ねこぢるさんは酒を飲み、吉永さんは麻薬(大麻)を吸い

夜から朝まで喋り通し「音はまり(音楽でトリップすること)」をしていた。

(酒は「ジャック・ダニエル」などを何でも飲んでいたらしい)



にゃーこ、にゃっ太は誰?

ねこぢるさんは「実家臭」というものがまるで無く

作品の中に出てくる家族も「こうあって欲しい」という

家族観の現れだったらしいです。

作品の中の「にゃーこ」は自分、「にゃすお」は

夫の名前(やすお)から取っているのですが、

にゃっ太については 自分の弟だったかというと、チョット違う(?)らしいです。

 (ねこぢるさんには弟・妹がいます)



飼い猫「にゃんすけ」の調教

ねこぢるさんはネコを飼っていた。

「にゃんすけ」という名前だったけど調教の仕方が凄い。

言うことを聞かないと鞭でビシビシ殴りつづける。

その結果、ねこぢるの言うことだけには素直に従うようになっていた。



2人揃って初めてねこぢる

ねこぢるさんの漫画は、山野一さんと共同で描いて初めて「ねこぢる」で、

いわゆる シャム双生児 のような感じ。

ねこぢるさんの発想・タッチを山野さんが普通の人でも分かる形に

まとめることで 一つの作品になっていた。

「100%ねこぢる」の作品は おそらく一つもないらしいのです。



売れすぎによる滅び…

90年代半ば、「危なかわいい」ねこぢるの人気に火が付いた。

仕事場は修羅場と化していて もはや「音はまり」をする時間も

寝る時間も無いほど忙しくなっていったのです。

次々と来る仕事を断らず全部受けていた。

ねこぢるさんも山野さんも仕事を断れないタチだったので。

ブームにより量産を強いられ、ネタ切れの状態が続いていて

「ねこ神さま」や「ぢるぢる日記」でも、人から聞いた話をそのまま書いたり

同じようなネタを2度繰り返したりもしている。

…一度こんなことがあったという。

あまりの忙しさで精神が不安定になっていたのか

ねこぢるさんがテンパって山野さんをカッターで切りつけたらしい…。

深夜、山野さんは吉永さん(著者)の仕事場に行き泊めてもらうが、

ねこぢるから吉永さん宅に電話がくる。

「そこしか行かないと思った。早くやすお君を出して!
 彼は逃げたんだから。叩き起こして電話に出して!」

… … …。

翌朝、ねこぢるさんの錯乱ぶりも静まった頃、

山野さんはねこぢるさんの元に帰っていった…。

「ねこぢるには僕が必要なんです。」 と言い残して…。



ねこぢるの死

1998年5月10日、ねこぢるがドアノブにヒモをかけ、首を吊って自殺。

理由は不明…。

死に顔はとても穏やかで、全然苦しんでいない顔をしていた。

お棺には「エイフェックス・ツイン」のCDとビデオが入れられ

式場では 「エイフェックス・ツインの『アンビエント・ワークスU』」 が流れていた。

自殺未遂をした時の遺書は残っていたけど、

全てそれに従ったわけではなく 生きる側の都合が優先された。

シャム双生児のようだった二人のうち一人が自殺し

半身(山野さん)だけが残った…。

その後は「ねこぢるy」として単独で作品を出すが、やはり二人でねこぢる。

タッチはそっくりでも本質的には違うものだった。

ねこぢるさんは手書きだったが、山野さんの方は全て

パソコン(マック)で書くデジタルで、思想も違う。

…なぜ自殺したのか今になっても全く分からないけど

元々生きることに執着が無かったので

結局、死にたい人だったから死んじゃった…と思うしかない。





ケータイでAA!

なんか 萌え系っぽいものを作ってみてしまった。。。

にゃーこ 萌え系(?)にゃーこ

にゃーこ いかり

にゃーこ 錯乱

にゃっ太 にゃっ太



今日はもうこれ以上頑張る気が起きません…orz


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イーブイ家
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あまりに長い文を書きすぎてスクロールバーがあり得ないほど小さく...!!! orz(過去の話

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